令和2年度 岩手県立二戸病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 42 42 76 187 139 187 506 757 756 257
○当院は岩手県二戸地域と青森県三戸町・田子町の中核病院として幅広い年齢層の患者さんを診療しています。
○令和２年１月からは、地域包括ケア病棟を新設し、急性期を脱した患者さんの在宅復帰支援も行っています。
○当地域の高齢者の割合は高く、当院を受診する患者さんの年齢層は70代、80代が多くなっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 206 3.25 2.66 0.49 66.90
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 56 10.46 9.53 5.36 79.11
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 35 28.80 20.51 8.57 88.54
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 24 14.96 12.33 4.17 79.21
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 22 21.64 13.30 4.55 77.45
○消化器内科で最も多い症例は、大腸ポリープの内視鏡的切除手術を実施した症例です。
○２番目に多い症例は、胆管（肝内外）結石や胆管炎などに対する内視鏡治療等の入院です。
○３番目に多い症例は、誤嚥性肺炎治療の入院です。
○４番目に多い症例は、膵臓がんに対してステント留置術等を実施した症例です。
○５番目に多い症例は、肺がん治療の入院です。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし 94 2.95 3.07 2.13 69.02
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 69 20.55 17.23 0.00 82.77
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１２あり 手術・処置等２なし 48 3.40 3.26 0.00 70.06
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１,２あり 手術・処置等２なし 42 3.64 4.44 0.00 67.07
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 25 30.20 20.51 12.00 88.12
○循環器内科で最も多い症例と３番目に多い症例は、狭心症などに対する心臓カテーテル検査入院です。予定入院は２泊３日の入院で実施しています。
○２番目に多い症例は、心不全治療の入院です。
○４番目に多い症例は、狭心症などに対する心臓カテーテル治療の症例です。
○５番目に多い症例は、誤嚥性肺炎治療の入院です。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 46 5.43 4.86 2.17 72.41
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病なし 27 9.59 7.17 0.00 52.30
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 20 5.70 5.44 0.00 44.65
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 20 5.50 6.41 0.00 67.40
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 18 11.61 9.08 11.11 72.33
○外科で最も多い症例は、鼠径ヘルニアの手術症例です。観血的手術が７割程度、腹腔鏡手術が３割程度となっています。
○２番目に多い症例は、虫垂炎に対する注射等の治療入院です。
○３番目に多い症例は、虫垂炎に対して腹腔鏡下虫垂切除術を実施した症例です。
○４番目に多い症例は、胆嚢結石症に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を実施した症例です。
○５番目に多い症例は、閉塞を伴う腸癒着に対する注射等の保存的加療入院です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 60 30.72 25.09 56.67 84.37
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 26 2.69 5.18 0.00 66.12
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 22 22.82 18.81 22.73 81.18
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等 15 10.53 15.03 0.00 73.27
160820xx02xxxx 膝関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等 11 37.00 28.98 36.36 73.00
○整形外科で最も多い症例は、高齢の方の転倒などに多い大腿骨頚部・転子部骨折に対する骨折観血的手術や人工骨頭挿入術の実施症例となっています。大腿骨頚部骨折の地域連携パスを運用しており、高い転院率となっています。
○２番目に多い症例は、前腕の骨折に対する骨折観血的手術実施症例です。
○３番目に多い症例は、胸椎骨折や腰椎骨折に対するリハビリ等の治療入院です。
○４番目に多い症例は、肩関節周辺の骨折・脱臼に対する骨折観血的手術実施症例です。
○５番目に多い症例は、膝関節周辺の骨折・脱臼に対する骨折観血的手術実施症例です。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 34 23.24 18.86 70.59 68.56
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 27 11.56 9.68 14.81 75.96
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上） 手術なし 手術・処置等２なし 13 16.69 22.35 61.54 73.62
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 13 9.38 8.18 23.08 71.15
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 10 12.00 20.51 0.00 76.70
○脳神経外科で最も多い症例と３番目に多い症例は、脳内出血に対するリハビリ等の治療入院です。
○２番目に多い症例は、外傷性慢性硬膜下血腫に対する慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術実施症例です。
○４番目に多い症例は、頭蓋内損傷などに対するリハビリ等の治療入院です。
○５番目に多い症例は、誤嚥性肺炎治療の入院です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 64 10.38 9.45 0.00 32.39
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 25 10.36 9.45 0.00 30.12
120140xxxxxxxx 流産 22 3.18 2.42 0.00 33.77
120260xx02xxxx 分娩の異常 骨盤位娩出術等 21 7.95 6.74 0.00 30.43
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 15 12.00 9.57 0.00 47.00
○当院は、地域母子周産期医療センターとして圏域の多数の分娩を取り扱っています。
○産婦人科で最も多い症例は、骨盤位などに対する帝王切開による分娩の入院で、選択帝王切開のケースが多いです。
○２番目に多い症例は、胎児機能不全などに対する帝王切開分娩の症例で、緊急帝王切開のケースが多いです。
○３番目に多い症例は、稽留流産の入院症例です。
○４番目に多い症例は、微弱陣痛などに対する吸引分娩の症例です。
○５番目に多い症例は、子宮筋腫に対して子宮全摘出術を実施した症例です。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 35 24.94 15.64 74.29 75.34
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 23 48.74 20.51 17.39 87.74
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病１あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 17 31.94 17.35 58.82 80.65
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 10 20.60 15.54 40.00 75.50
010060x2990400 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 19.18 - -
○脳神経内科で最も多い症例と３、４、５番目に多い症例は、脳梗塞に対する注射やリハビリの治療入院です。転院率も高く、他施設との連携が図られています。
○２番目に多い症例は、誤嚥性肺炎治療の入院です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 37 2.11 2.54 0.00 68.84
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 15 11.87 13.00 0.00 77.00
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 10 16.30 7.09 0.00 70.40
110080xx9903xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２３あり 10 13.20 13.43 0.00 78.40
110080xx9904xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり - - 21.10 - -
○泌尿器科で最も多い症例は、前立腺がん疑いに対して前立腺針生検を実施する検査入院の症例です。
○２番目に多い症例は、尿路感染症に対する治療入院です。
○３番目に多い症例は、、膀胱がんにする経尿道的手術の症例です。
○４番目と５番目に多い症例は、前立腺がんに対する病期診断や治療導入目的の入院です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 18 - - - - - 1 7
大腸癌 - 16 - 15 - 15 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - 19 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
○５大癌について入院治療を行った患者さんのステージ・再発別の症例数を集計したものです。当院において、がんの診断、初回治療を行った場合を「初発」として病期分類ごとに集計し、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」として集計しています。
○当院は、胃癌・大腸癌が多く、初発でもステージの高い患者さんが多い状況です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 12 26.42 78.42
重症 12 27.92 85.58
超重症 - - -
不明 - - -
○病院外で日常生活をしていて肺炎を発症した患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
○当院は重症度が中等症、重症の患者さんの割合が多い状況です。年齢に比例して重症度が高く、在院日数が長くなる傾向があります。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 114 31.38 79.03 51.16
その他 15 33.87 77.80 4.65
○脳梗塞の患者さんについて、発症日からの日数別に、症例数・平均在院日数・平均年齢・転院率を集計したものです。
○当院の症例の約９割は発症から３日以内に入院していることが分かります。転院率も比較的高く、急性期治療後の他施設との連携が図られています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 184 1.10 1.06 0.00 67.31
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 64 1.44 13.89 6.25 79.25
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの） 24 3.96 10.83 8.33 76.88
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上） 20 1.15 1.75 5.00 64.10
K654 内視鏡的消化管止血術 18 0.22 11.61 0.00 74.67
○消化器内科で最も多い手術と４番目に多い手術は、内視鏡を用いて大腸ポリープを切除する手術です。
○２番目に多い手術は、胆管がん等で狭窄している胆管に対して内視鏡を用いてステント（網状の筒）を留置し狭窄を改善する手術です。
○３番目に多い手術は、乳頭部（胆管と膵管の出口）を内視鏡を用いて切開する手術です。
○５番目に多い手術は、内視鏡を用いて消化管の出血を止血する手術です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 36 1.17 2.19 0.00 67.94
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞） 17 0.00 18.88 0.00 70.59
K597-2 ペースメーカー交換術 13 1.54 6.85 0.00 83.00
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
K5463 経皮的冠動脈形成術（その他） - - - - -
○循環器内科で最も多い手術と２番目に多い手術は、狭心症や心筋梗塞に対して冠動脈にステント（網状の筒）を留置する手術です。
○３番目に多い手術は、ペースメーカーの交換を実施する手術です。
○４番目に多い手術は、不整脈等に対して一時的に体外ペーシングを行う機器を留置する手術です。
○５番目に多い手術は、狭心症や心筋梗塞に対して冠動脈をバルーンで拡張する手術です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 33 2.21 2.70 3.03 73.82
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 29 1.03 4.69 0.00 67.59
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 20 1.00 3.70 0.00 44.65
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 16 5.06 12.50 6.25 71.25
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 12 1.00 2.42 0.00 68.00
○外科で最も多い手術は、鼠径部のヘルニアをおなかへ戻しメッシュを敷いて穴を閉鎖する手術です。
○２番目に多い手術は、胆のう結石症や胆石性胆のう炎に対して腹腔鏡を用いて胆のうを摘出する手術です。
○３番目に多い手術は、急性虫垂炎に対して腹腔鏡を用いて切除する手術です。
○４番目に多い手術は、結腸がんに対して腹腔鏡を用いて腫瘍を切除する手術です。
○５番目に多い手術は、鼠径ヘルニアに対して腹腔鏡を用いてメッシュを敷いて穴を閉鎖する手術です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） 61 1.80 19.08 36.07 80.84
K0462 骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨） 41 0.80 7.22 7.32 68.76
K0811 人工骨頭挿入術（肩，股） 18 2.33 23.89 50.00 81.72
K0463 骨折観血的手術（鎖骨，膝蓋骨，手（舟状骨を除く），足，指（手，足）その他） 12 1.17 9.50 8.33 65.50
K0821 人工関節置換術（肩，股，膝） 11 1.00 37.18 0.00 72.55
○整形外科で最も多い手術と２番目、４番目に多い手術は、骨折部を皮膚切開し整復と固定を行う手術です。
○３番目に多い手術は、骨折した骨頭を人工的な骨頭に取り替える手術です。
○５番目に多い手術は、変形した関節を人工関節に取り替える手術です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 23 1.13 11.48 13.04 77.04
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所） - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） - - - - -
K145 穿頭脳室ドレナージ術 - - - - -
K150 脳膿瘍排膿術 - - - - -
○脳神経外科で最も多い手術は、硬膜と脳の隙間に貯まった血（血腫）を頭に穴を空けて除去・洗浄する手術です。
○２番目に多い手術は、くも膜下出血に対して破裂した脳動脈瘤の付け根をクリップで留め血液が流れないようにする手術です。
○３番目に多い手術は、開頭し頭蓋内の腫瘍を摘出する手術です。
○４番目と５番目に多い手術は、頭に穴を空け細い管で血腫や膿瘍を排出する手術です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術（選択帝王切開） 56 4.04 7.98 0.00 32.36
K8981 帝王切開術（緊急帝王切開） 48 2.15 8.23 0.00 30.92
K877 子宮全摘術 25 1.44 9.88 0.00 48.48
K893 吸引娩出術 22 1.14 6.09 0.00 31.55
K9091ｲ 流産手術（妊娠１１週までの場合）（手動真空吸引法によるもの） 19 0.95 1.05 0.00 34.32
○当院は、地域母子周産期医療センターとして圏域の多数の分娩を取り扱っています。
○産婦人科で最も多い手術と２番目に多い手術は、経膣分娩が難しいと判断された場合に実施する帝王切開術です。
○３番目に多い手術は、子宮筋腫などに対する子宮全摘術です。
○４番目に多い手術は、胎児を吸引器で娩出させる吸引分娩の手術です。
○５番目に多い手術は、稽留流産などに対する流産手術です。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 12 7.08 10.42 0.00 71.50
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K775 経皮的腎（腎盂）瘻造設術 - - - - -
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） - - - - -
K800-2 経尿道的電気凝固術 - - - - -
○泌尿器科で最も多い手術は、膀胱がんに対して尿道から膀胱に専用の内視鏡を入れ、腫瘍を切除する手術です。
○２番目に多い手術は、尿管結石などで尿管が狭窄した場合に経尿道的にステント留置を行う手術です。
○３番目に多い手術は、水腎症などに対して尿を出すための管（カテーテル）を腰などから直接腎臓に留置する手術です。
○４番目に多い手術は、転移性骨腫瘍による骨折に対し皮膚切開し整復する手術です。
○５番目に多い手術は、経尿道的に内視鏡を挿入し電気凝固して止血する手術です。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.47
異なる - -
○臨床上ゼロにはなりえないものの、医療の質の改善に資するために、少しでも改善すべき４症例の症例数と発生率です。
○当院では手術・処置等の合併症の症例が多いことがデータから見られます。
※患者数が10未満の場合は「-」と表記しています。
更新履歴
令和3年9月24日
令和２年度病院指標を公開