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カシオペア地域医療福祉連携研究会は平成22年4月に発足し、「顔の見える医療介護連携」を目指して活動しています。
各種研修会を開催し、地域の医療福祉従事者の知識や課題共有の場を提供しているほか、地域連携パスの運用や情報共有シートの運用など地域連携に関わるツールづくりにも取り組んでいます。
 多くの職種や地域の方々に活動内容をわかりやすく知っていただくため、今回、第一号の「カシオペア連携プレス」というニュースレターを発刊しました。ぜひリンクよりご覧下さい。

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11月25日(金)18時から二戸市「二戸ロイヤルパレス」において、研究会第1回目の講演会を開催し、150名を超える参加者で成功を収めました。
講演内容は、二戸圏域での地域連携パス作成にむけた講演として、富山県「黒部市民病院」から島倉聡先生(リハビリテーション科長)から「医療・介護での円滑な連携パスを作成するためのポイント」と題してお話しをいただきました。
当圏域では、地域連携パス運用の実績がないことから、医療及び介護職員の参加者は改めて学習する機会となりました。
地域連携パスは、単なる患者さんを転院・退院させるためのツールではなく、急性期、回復期、維持期の医療機関及び介護施設等を通じて各機関において機能分担をはかりながら一貫した治療を継続することで、安心して治療を受けられる地域医療・介護環境を構築することを目的としています。
また、医療・介護者としては、疾病別の分析を行い、今後の治療に生かしていくことができるツールにもなります。
こうした原点のお話しをいただき、参加者は地域医療・介護の環境整備のため連携パスを作成する勇気と確信を得ることができました。
講演後の懇親会では、連携パスがすでにできあがったような勢いで懇親を深めあいました。


去る1月19日(水)第3回目となる研修会を開催、なんと130名もの参加があり氷点下の寒い時期ながら会場は熱気でムンムンという状態となりました。
今回の内容は介護側からの「おむつはずし」。特養老人施設である白梅荘で行った利用者のおむつゼロのとりくみを小保内介護主任から説明を受けました。全国で行っている「おむつはずし」を岩手県二戸で試み、当初は寝たきりの利用者を起こして便器に座らせることについて、施設内の同僚からも「これが必要なことなのか」と批判を受けながらも取りくみ続けた苦悩の経過を熱く語られました。結果、利用者の意識レベル回復や機能改善につながった実績が話され、会場参加者が非常に感動しました。今後の地域の医療・介護レベル向上につながるものと確信しています。
次回は、来年度4月となり研究会発足後1年となります。1年に1回の講演会として新潟から講師をお招きして医療と介護の連携実績の講演をいただく予定としています。

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11月16日定例の世話人会を開催。今回から会議場の持ち回りということで県立軽米病院において開催しました。
会議冒頭には、11月13日に盛岡で行われた「東北七県医療連携実務者協議会」について、中田代表世話人から「東北各県の医療者が連携業務に関してこんなに熱く激論しているとは思わなかった。介護職員としてもすごく刺激された。」と報告があり、同様に同会に参加した出席者からも感激の感想が出されました。今後の協議会運営において研究会事務局の湯澤医療社会事業士が世話人となったことにより、東北や全国の情報を確認できることで期待が膨らんでいます。
協議事項として、医療と介護との「情報共有シート」及び「連携フロー」を修正したうえで12月には試行し完成度の高いものにして利用開始することとしました。利用開始は1月を目途としています。
また、介護マップの作成部会を11月24日に開催し早期に完成することとしています。
10月に開催した第2回研修会において、栄養管理部門から地域内治療食の統一という課題が出されたことから部会を設置することとし12月2日に部会設置の会議を開催することを決定しました。各医療機関及び各介護施設から1名の参加を呼びかけます。
最後に、1年に1回講演会を開催することを活動計画としていることから、講師選定を次回世話人会までに検討してくることとして会議を終了しています。次回は、12月15日の開催予定です。

 10月20日(水)午後6時から二戸病院会議室において、第2回研修会を開催しました。今回は二戸病院栄養管理部門から「地域における経口摂取支援」と題しソフト食の導入と圏域での標準化について講演しました。
 参加者は90名を数え会議室は熱気でいっぱいになりました。食事は患者さんの治療に重要な役割を果たします。とくに誤嚥しやすい患者さんが安心して食事を食べ栄養を補給することは早期回復につながるものです。体のみならず心も癒すことができるのが食事の大事なポイントです。ソフト食はミキサーにかけた材料をゼリー化してきれいな形と色に仕上げることでより食欲を増すよう作られています。
 実際に作成したソフト食を試食し参加者からは「かわいい仕上げで食べる意欲が出る」「味も本物同様でおいしい」「ブツブツ感がなく口内に残らないのは誤嚥防止につながる」と感動の感想が寄せられました。
 圏域内での治療食の呼び方を統一させ、作り方を標準化することは患者さんが転院、施設入所、在宅での療養と一貫して対応することができ安心した療養管理ができることから、今後の標準化のとりくみに期待を寄せられるものとなりました。

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9月28日に第5回世話人会を二戸病院で開催しました。
世話人13名が出席し、各施設窓口情報が72機関分集約できたこと、併せて二戸病院ホームページにSNS(ソーシャルネットワークシステム)を付加してデータを添付することとなります。
圏域での患者転院時の情報共有ツールは完成しつつあり、二戸病院内で使用許可決裁(看護サマリーの代わりとなる!?)のうえ二戸病院を皮切りに試行することとしました。医療・介護両者での患者診療共同管理フロー(両者協議のタイミングフロー)については、情報共有ツールの本格使用に併せて作成することとしました。
圏域内「かかりつけ医マップ」を作成したことに伴い、「介護福祉マップ」の作成を進めています。研究会参加の施設を中心として掲載することとしながら、施設名や各施設の役割についてもわかりやすく掲載するため各包括支援センターを中心に校正・確認を行い慎重に作成を進めることとしました。
11月13日午後1時から盛岡総合福祉センターが開催される「東北7県医療連携実務者協議会研修会」に研究会からも多数参加することを意志決定し世話人会を終了しました。

 平成22年8月24日(火)二戸病院会議室において、第4回世話人会を開催。
 医療・介護を利用する地域の患者・利用者さんが「一環した治療を継続し安心して転院・介護が受けられる」よう、医療機関・介護施設が病状情報を共有できるツール(情報共有シート)作成を目指して協議を進めています。
 ツール作成とあわせ各医療機関・介護施設内部でのツール利用手順の周知のため説明会開催徹底と、ツール作成に看護師、ケアマネージャー、訪問看護師が積極的に参加することで活動の広がりを持つことを前面に再始動することを決定しました。
 また、各施設へのお知らせや施設情報を把握できるよう当ホームページへの掲載や、SNSの利用を決定しSNSの新規設定を行うこととしました。
 カシオペア地域の医療・福祉の状況・問題を共有できる良い機会になったと参加者から好評を博した第1回研修会に引き続き、第2回は11月に栄養管理(栄養食の統一について)、第3回は平成23年2月におむつはずしについての研修会を行います。

 平成22年8月4日、二戸病院会議室において医療・介護・福祉施設の職員が集まり、グループ討議形式で地域の医療・介護の現状と問題を出し合い、どのように打開すれば地域で完結できる医療・介護ができるか話し合いました。討議には医師、看護師、理学療法士をはじめ、地域包括支援センター職員、ケアマネージャー、訪問看護師など60名が参加、日常の医療・介護の現場の話題も出され「へぇー、そうなんだぁ。」と感心する場面もあるなど、お互いの現状を知る良い機会となりました。
 懇親会でも和気藹々と会話がはずみ、研究会のモットーである「フェイスtoフェイス」が充分に発揮されるものとなりました。次回研修会は11月に開催する予定です。ご覧になった医療機関、介護・福祉施設の方々もどんどん参加されるようお待ちしております。
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まずは自己紹介から・・・
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その問題の解決方法は・・・「そうだよねー」

 平成22年4月21日、県立二戸病院地域医療福祉連携室が事務局となり、二戸市、一戸町、軽米町の医療機関(県立二戸病院、県立一戸病院、県立軽米病院)と訪問看護ステーション(3施設)、地域包括センターをはじめとする介護・福祉施設(56施設)が参画し、医療・介護の情報共有とレベルの統一を目的に連携研究会を発足しました。
 これまで医療と介護でお互いの状況把握が充分でなかった部分も、職員間の「フェイスtoフェイス」(お互いの顔が見える)を基本にした交流から、患者さんがスムーズな医療機関への転院や介護施設への紹介、さらに自宅療養支援ができるよう研修・交流を深めていきます。
 住民の方々が安心して医療・介護を受けられる地域の夢を現実に・・・それが、カシオペア地域医療福祉連携研究会の大きなテーマです。
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各医療機関、介護・福祉施設、訪問看護ステーションから世話人を選出
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活動企画(案)を提案・・・満場一致で採択されました。

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